• テキストサイズ

【アイナナ/R18】Melody.【九条天】

第11章 10 Melody.〜天side〜




確かに楽しそう。
笑顔もキラキラ輝いててとても可愛い。


でも楽と龍まで「おっ、今の可愛いな」「改めて思ったけど、ちゃんって声も可愛いよね」って言うのはちょっとムッとするけど。



「ははっ……!ありがとうございましたっ!」

(上出来。お疲れ様)



なんなの。サラッと可愛いなんて言わないで。


なんて思っている間にパフォーマンスが終了。

1曲披露し終わったは、こっちまで清々しい気分にさせるほど充実した表情を見せてステージから降りていった。



「これならあの批判、宣言通り追い風にさせられっかもな」

「ああ。放送が待ち遠しいよ」



きっと大丈夫。
なら直ぐにトップアイドルになれる。

と、今回のステージをみて思った。


新人は緊張を隠しきれなくて、パフォーマンス内にまで持ち込んでしまう人が大半。

けど彼女は違った。
初仕事であそこまでのびのびと歌えるのは珍しい。



「番組をみてくれてるみんな!どうだった?!すっごく可愛かったでしょ!オレ、速攻大ファンだよ!!」

「ちゃんらしいキュートな曲だったな」

「うんうん!また聴きたいってなる!!」

「そうだな」

「てなわけでちゃん!今日は本当にありがとう!」

「こちらこそありがとうございます!とても楽しかったです!」

「また僕達の番組に来てくれる?」

「はい!是非!」

「やったー!!オレ、今めちゃくちゃハッピー!!」

「よかったな、モモ」

「うん!!じゃあ今回はここまで!!みんな!また会おう!」


/ 395ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp