第1章 オトモダチ
やっとの事で開いた委員会も、全く進まない。
「はぁ・・・近藤さん、今日は止めとくか」
「え、なんでだよトシ‼」
不満そうに言う近藤は、銀八と「え、二階堂さんと親戚なのか?!」「あん?そーだけど」「知らなかったァァ‼」
という会話をしている。
「そーいう事してっから進まねーんだろがァァァァアア‼」
「まま、土方さん落ち着いて下せェ。こんなときはバズーカぶっ放つのがいいんでさァ」
「いやお前が落ち着けェェェェ‼」
ひとしきりツッコミをしたあと、土方は溜め息を一つついた。
「お前ら、もう今日はいい
解散‼」
その言葉で、ダダッと駆け出す委員達。
残ったのは土方と銀八だけ。
「ふざけんなテメーらァァァァァァアア‼」