第1章 オトモダチ
「まぁいいわ
銀八、今日は土方と勉強する事になった
邪魔しないで頂戴ね」
「は?え、ちょ、真侑?どーしたんだ?」
「貴方といるとムカムカするのよ」
コイツ、言いやがった···!
意外と毒舌···。いや知ってたけどな!!
「ムカムカ?!俺何かしたっけ?!」
ほら見ろ。銀八が慌ててやがる。
「ってか多串君もう夜なんだけど?真侑とナニするつもりですかぁ?」
「少なくともテメーが思ってるような事じゃねぇのは確かだな」
「付き合ってられないわ
土方、こっち来てちょうだい
そして、今日は泊まっていって
まぁ無理にとは言わないけど」
「泊まっていくって・・・」
幸か不幸か。俺はもうこのまま寝られる状態だ。
それに明日は学校が休み。それに勉強も出来るってんなら、
「そうさせてもらうぜ」
「いいわよ」
俺の二階堂と寝泊まりin銀八宅が決まった瞬間だった。