第4章 ストーカー!?
「ぷはぁー!!!くったくったぁーー!!」
今日の夕飯も完食した俺。
「お粗末さまでした。ですが後藤さん。その足では運動もできないのに、あまり食べすぎるとまた、大ブタさんに逆戻りですよ。」
「うるせぇ!!残すともったいねぇだろうが!!」
「いいえ。明日の弁当に詰めますから。それより、後藤さんが心配しなければいけないのはその大きなお腹ですよ。」
「ぐっ!!」
「はぁ。日に日に大きくなるそのお腹に、私は一体どうすればいいのでしょう。」
・・・・・・くそっ!!やはり、こいつには口では勝てん。
伊月がわざとらしくため息をつきながら、お風呂のお湯の様子を見に行く。
「・・・・・・・しょうがねぇだろ・・・・・・お前が作ってくれたもん・・・残せるかよ」
俺はその後ろ姿を見ながら、伊月に聞こえないように呟いた。