第3章 事件解決後のドタ☆バタ
「・・・・・・・」
「・・・・・?後藤さん?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
伊月がどんなに声をかけても何も反応のない後藤。どうやらかなり落ち込んでいるようだ。そんな後藤に伊月は少し考えた様子を見せる。
伊(・・・・何に対して落ち込んでるのかな?・・・・・このまま落ち込まれてもあれだし、カマかけてみるか)
「・・・・・・・・すみません、後藤さん。少し意地悪しすぎましたね。」
「・・・・・・は?」
「あれ?それで不機嫌なんじゃないんですか?」
「・・・えっ?・・・あっ・・・・あーー!!だよな!そうだと思ったぜ!!あっ、当たり前だろ!!俺は怒ってるんだからな!!」
「・・・・ですよね。では・・・・・」
そして伊月は後藤に近づき、唇にキスをして
「そのお詫びですよ」
とウィンクしながら言ったのだった。