第3章 事件解決後のドタ☆バタ
「・・・おっ・・おおおおおまえ・・・」
顔を真っ赤にさせ、アタフタとする後藤。
「では、私はそろそろ夕御飯の用意を・・・・・」
そんな後藤を見て満足そうにキッチンへ向かおうとする伊月の手を後藤は掴む。
「?後藤さ・・・・・」
不思議そうにする伊月を引き寄せ、後藤はその唇に口を落とした。きょとんとする伊月に
「さっ、さっきの仕返しだ。」
とさらに顔を真っ赤にさせながら言う後藤。
「それは、私を誘っていると言ってもいいんですよね。」
くすっと意地悪そうに微笑む伊月。
「は!?」
そしてそのまま後藤の上に乗る。
「なななななななな、ど、どうしてそうなるんだよ!!」
ジタバタと暴れる後藤。
「吸血鬼は普通の人より性欲が強いんですよ」
「嘘つけーーー!!」