第2章 事件解決
「は?」
「中島さんが言っていることは本当ですよ?それ、他の人達も言ってましたので。」
「なに!!」
「私が言いたいのは、先ほど言ったゴミ出しのことですよ。」
「・・・・・・・どこがおかしいのよ・・・・」
「あなたがいった、" 毎日朝"ってところですよ。」
「?ゴミ出しなんだから、毎日行くのは当たり前だろ?」
「大勢の家族がいるならまだしも、一人暮らしの女性ですよ?毎日ごみ捨てのにいくほどごみはたまらないでしょう?」
「なるほどな。・・・・・ん?だが、なんで一人暮らしと分かるんだ?」
「中島さんの標識には、中島和子と言う中島さんの名前の下に幸代と書かれていてその名前は横棒で消されています。つまり、中島さんは元々誰かと一緒に住んでいたのですが、その人に何かあって、亡くなられたか、出ていかれたかで今では一人で住んでいらっしゃるということになります。」
「なるほど!!」