第3章 ○長男と妹
「あーーーーー帰りたくなーーい。ららに会いたーーーい!!!!帰りたくなーーい。」
「てやんでぃ!バーロちくしょう!!とっとと帰りやがれってんだ!」
「そーゆーなよチビ太ー。ららに嫌われたら俺もう生きていけないよー。あいつの可愛さわかる?いやチビ太にはわかんないか〜。もうね、見た目もやばいけどあの感じでにーちゃ♡って抱きついてきたらそりゃもう俺なんでもするよっ!って感じになるね!俺あいつのためなら死ねる!!」
「じゃあとっとと帰って妹と遊んでやればいいじゃねぇか」
「それがさー怒らせちゃってさー。ゼリーも買えないしこれで家帰ってまた嫌いなんて言われたら俺どーすればいいの?」
「まだ2歳だろ?もう忘れてらぁ!てゆーかお前ゼリー買えないってここの支払いどうすんでぃ!!!」
「そう冷たいことゆうなよチビ太。傷心中の俺にお金の話すんなって。ビールちょうだい」
「バーロ!!あげるわけねぇだろ!」
「チビ太まで俺のこと嫌うんだな!!ここのおでん屋だけが俺の癒しだったのに!!!」
泣き真似をするおそ松。
「癒し、、、ちくしょう、これ飲んだら帰りやがれっ!」
「さんきゅー♪チビ太!」
おそ松はビールを受け取ろうとした。
「、、、やっぱりビールはあげられねぇな。」
「!!なんでだよ!!よこせよ!!」
「帰りやがれってんだ。、、、お迎えだぞ。」
→