第3章 ○長男と妹
「はぁ〜ららも頑固だよなー。食べ物取られて怒るって誰に似たんだか、、、、てゆーか俺、、、」
おそ松はおもむろにポケットに手をつっこむ。
中から出てきたのは、、、、
2円。
「かーーーっこんなんじゃゼリーなんて買えないよなー。機嫌なおるまでどっか行くかー。」
「ねーおそ松兄さん遅くない?どこまでゼリー買いに行ってんの?」
「、、、、忘れてんじゃない?」
「ららーーー!!次は何して遊ぶっ?野球するっっ?」
『んとねーーーじゅっしはーわんちゃやってね!いっちゃはにゃんちゃ!からまちゅはパパね!とろまちゅはーあかちゃ!ちょろちゃはおじちゃ!にーちゃは、、、にーちゃはー?』
「ねぇ!!!おじさんってなに!?だれ!?」
「おそ松兄さんはねーお出かけしたよー!!!」
『どこー?』
「わかんない!!!」
『、、、にーちゃかえってくる?』
「わかんない!!!」
『、、、(うるうる)』
「、、、、帰ってくるでしょ。せっかく機嫌なおったんだから泣かせないでよ」
「それにしても遅いよねー。まったく何してんだか、、」
『、、、にーちゃおこってる?ららがきらいっていったから、、、にーちゃららのこときらい?』
「らら。そんなことないさ。』
『にーちゃ、、、グズッ、、、』
ららちゃんは玄関に向かう。
それを追いかけるカラ松。
「らら!どこへ行くんだ!」
『にーちゃとこいくのー!!はなしてーー!』
「ららもう暗いから待ってようよー。ね?おそ松兄さんだって子供じゃないんだから帰ってくるよー」
「、、、あれは子供でしょ」
「あっはっはっはっ確かに!!」
「一松兄さんと十四松兄さんは黙ってようね!」
『、、、やーいくのー』
「らら、、、、しょうがない。俺も一緒に行こう。」
「えっ!カラ松兄さんも行くの!じゃあ大丈夫だねー。ららになにかあったらどーなるかわかるよね♡」
「、、、あ、あぁ、、」
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