第3章 姫と変な執事達と遊び
『確かに甘やかしすぎはいけないと綺礼兄さんに聞きました…』
ギ「よかったではないか犬よ? 主人から調教の許可を貰ったぞ?」
ラ「ルナ様…!; このランサーに教育など必要は…!!;」
『お母様とお父様の言う事を聞くんですよ? ランサーさん?』
ルナはニッコリとランサーに微笑んだ
ラ「あっ主…;」
セ「さぁランサー…」
ギ「俺らと」
セ&ギ「「隣の部屋へ行こうか?」」
ラ「いっ……嫌だぁぁああ!!!!」
セ「逃げ出したぞ!!」
ギ「絶対に逃がすなセイバー!!」
部屋から逃げ出したランサーをセイバーとギルガメッシュは追いかけて行った
『三人はとっても仲良しなんですね…♪』
ウ「そう思ってるのはルナ様だけだと思うけど…;」
アハハッと苦笑いをするウェイバー
『…家族というのは、とっても温かいものですよね… ウェイバー君』
ウ「(あっそうか… ルナ様は幼い頃に両親を亡くしちゃって…
…体が弱いせいで外にも出られなかったんだっけ…)
そうですね… 家族はいいものです」
ウェイバーはぎゅっとティーカップを握りしめた
『ウェイバー君?』
ウ「うん?」