第1章 新人ですが、がんばります!
「本当に、ふみ君は竜ちゃんのことが大好きなんだね〜。」
「はあ?!べ、別にそんなんじゃねーし!!」
「素直じゃ無いなー。郁人ったら。あとでお兄ちゃんとお風呂はいろーねー?」
「えええーっ!!14にもなって兄貴と風呂とかガキじゃねえんだからさ!!」
「ふみ君は竜ちゃんのこと嫌いなの?俺は竜ちゃん大好きだぞ!!今すぐでもぎゅーってしたいし!!」
そう言って、風斗は俺に飛びついてきた。
「風斗。ここは家じゃ無いんだぞ。するなら家でやれよ。」
「ご、ゴメンなさい・・・。」
「でも、俺は嬉しいぞ。良い弟が居て。」
「俺も・・・、兄貴のこと好きだぞ・・・。」
「知ってるよ。」
「ふみ君がデレデレしたせいで明日、降水確率100%になってる・・・・・!!!!」
「いや、俺のせいかよ!!!!!!!!!!!」
「だけど、俺の心の降水確率は0%かな。郁人のお陰で元気でたからね。兄ちゃん明日から頑張るからな。応援してくれよ?」