第8章 八話
「……それにしても、男の人とこうするの久しぶりだわ。」
交代し、今度は先生が俺の背中を洗っていると、ポツリとそう呟いた。
慣れてるからてっきり日常茶飯事だと思ったが…。
「…高木くんはこういうことしたことある?」
「…あります。」
「…やっぱりね。慣れてるもの。」
そっちこそ…。と思ったが口にはしない。
「…彼女さんとしたの?」
「…してません。」
美樹は絶対にしないだろう。想像するだけで分かる。
先生は楽しそうに俺を洗っていく。
そして終わった後、突然後ろから抱きついてきた。肌の柔らかい感触が気持ち良い。
「…どうかしましたか?」
正直、抱きつかれるとは思わなかったので少し驚いた。
「…今日はこのまま泊まっていかない?」
その言葉の後、頰にちゅっとキスをする。
明日は休み…だから問題はないが。
「…嫌?私はもっとアナタと居たい…。」
寂しげにそう言って今度は背中にキスを落としていく先生。
「……あの、風邪ひきますよ…。」
すると先生はガバッと顔をあげて、
「…え〜、今それ言うの…?」
もう…と不満そうに言って、更にぎゅうっと引っ付いてきた。
そして手を伸ばして俺のアソコに触れる。
包み込んで上下に撫り出す。
「…っ!ちょっ…。」
「……ほら、もう固くなってきてる。」
ふふっと笑って撫る手を止めない。
散々出したのに思わず呆れた。
反応してムクムクと固なっていくソレ。
先生の手の動きも段々と早くなっていく。
「……う…はぁ…っ!」
そしてもう片方の手で乳首を弄りだす。
勃起してる先から汁がでてきたところで先生が手を止める。
勃起したまま達していないのでムラムラ感が残る。
すると先生が俺の手を取って自分のアソコに持っていく。
触るとクチュっと音がする。充分すぎるくらいに濡れていた。
「……挿れて?」