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俺と彼女のカンケイ

第7章 七話







ホテルの一室


ベッド際の床には鞄、そして衣類が脱ぎ捨てられていた。

ギシギシと音を立てるベッド。

「あっあっ、んああっ…!」

お互いに生まれたままの姿で絡み合う。
突く度に綺麗な胸が大胆に動く。

パンパンパンパンパンパン…っ!

「…ああああっ!んはぁっ…またイきそ…っ!」

その言葉を聞いて更に腰のスピードを上げる。

「…ハァ……ハァ…っ。」

「あああああああん!もうダメっ…!あっあっ、きちゃうぅっ…あっ、ああああああ!」


一際高い声をあげて、ブリッジのように背中を反らせて、力なくベッドに沈む。
ぐったりとしている先生を余所に、スラリと綺麗な足を肩に乗せて、屈曲位で責める。

「…あぁん…っ!ああ!あんっ…あああっ…!はああああっ…!またっ…イッくぅぅぅっ…!あああああああん…っ。」

「…ぁ、ハァ…はあぁ…っ!」

欲を吐き出した後、ベッドに横になる。

……疲れた。

「……ハァ…。」

汗で髪が張り付いて気持ち悪い。

「……満たされた?」

………満たされた?
疲れた。でも、

「…先生はどうなんですか?」

「……とっても満たされた。」

満足気にそう言って俺に抱きついてきた。
………暑い。でも不快感はない。まだ絶頂後で高ぶっているからだろうか。
その時、チクっと痛みがして、先生を見ると悪戯っぽく笑った顔と目が合う。

「…私にもつけて?」

「……は?」

「キスマーク。」

どうやら痕をつけたらしい。
………。

「……バレますよ?」

「…旦那とはあんまりしないから大丈夫よ。」

………。
鎖骨辺りに吸い付いて印をつける。すると嬉しそうにまた抱きついてきた。
…本当に大丈夫なのだろうか。

「…シャワー浴びてきたら?」

「…先にどうぞ。」

「…あら、そう?じゃあ浴びてくるわ。」

火照った身体を離して、バスルームへ消えて行った。
……………。
シャワーの音が聞こえてくると、俺は思わずため息がでた。
………よくない、こんなこと。
なのに、二度目を犯した。
……満たされた。疲れたけど、それさえも心地が良いような…。


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