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【歌い手】兄は歌い手でした

第2章 キッカケ


「ただいまー」
「おっじゃましまーす!」
「おじゃましまーす…」
「いらっしゃい。母さんたちはまだ帰ってきてないんだよね?」
「うん、そのはず。この時間は帰ってこないから。」

うちの両親は夜遅くじゃないと帰ってこないから友達が遊びに来ても問題はない。

っていうか、そこまで厳しい親じゃないけど。

「おかしー!」
「ストップ。手ェ洗ってうがいしてきなさい」
「う~…はぁい。美桜、縷伊。行こう」
「うん、」
「ついでに御手洗い」
縷伊は洗面台に私たちと並ぶ。
「それは手洗いうがいする前に言って来なさい。」
「うっ、うん。そのつもりだった」

絶対自分の言ったことと矛盾してること気付かなかったパターンだ絶対そうだ。
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