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【100プリ】*Lovers Birthday*

第1章 Sid~極上の女~


そう言って私はバスルームへ向かう。

「わかったって。
怒らせたお詫びに体洗ってやるよ。」

後ろから追いかけてきた
シドを横目にチラリと見る。

「じゃあしっかり洗って!」

「ああ…しっかり、な。」

そう言うと後ろから
シドの両手が胸に伸びてきた。

「ちょっ…ちょっと!
そういうこと言ってるんじゃないっ!
あんっ!」

「しっかりって言ったのお前だろ?」

「でっでもっそういう意味じゃ…!

きやっ!」

横抱きにされてバスルームへと
連れていかれた。

結局そのあとも何回か繋がって、
寝たのは薄明かるくなってからだった。



寝る前に一度、プレゼントの靴と
その想い出の靴を見つめた。



「もう…にくいことしてくれるんだから…」

微笑みながらポツリと呟く。


靴はいつも足元から私を支えてくれる。

新しい環境に身を置くならば
なおさらその靴は大切なパートナーだ。

社会人になったときはあのシンプルな靴。
プリンセスになった今はあのガラスの靴。

見た目は全然違うけど、
どっちも大切な大切な私の靴。

でもあの靴のように、
ガラスの靴を履かなくなることは
今のところない。


私は今日もプリンセスとして
みんなの前に立つ。

ガラスの靴はそんな私が、
プリンセスとして成長していく様子を
足元から見守ってくれている。




~おわり♪~

おまけに続きます♪
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