第28章 寒い時こそ火には気をつけよう
離れにある倉庫へ向かうと、なにやらいろいろと物が置かれていた
「こんな所あったなんて知らなかった……」
「たしかに僕達のいる部屋しか主には映らないからね」
歌仙さんのその言葉にん?となった
「えっと、歌仙さんたちは私が見えてたんですか?」
「ああ、見えていたね。でも、見られたくないだろうものは皆極力見ないようにしていたけど」
ってことは、スッピンも短刀見てかわいいとか、タイプの顔の刀剣男士達を見てかっこいいとか愛してるとか言いまくってたことも見られてたってこと!?
だとしたらものすごく穴があったら入りたい
「まぁでもそれが僕の主だから気にしてはないよ」
「……恥ずかしいです、とても………」
「主、もっと恥ずかしいものを俺は見ているが?」
宗近がとてつもない爆弾をぶっこんできた
「何を言っているんですか!宗近さん!!」
事情を知らない刀剣達は何のことかと首をかしげていて、事情を知っている主に太刀は顔を赤らめたり俯いていた
「さて、話もここまでにして、火鉢探しましょう!!光忠と石切丸さんが帰ってくる前に火鉢と、後こたつ出してミカン食べましょう!」
わたしのその言葉に皆頷いて各々火鉢やこたつ用のテーブル等を探して本丸へ戻った