第27章 寒さは事前に対策しよう
「みなさん聞いてください。明日は雪の予報らしいので、今日は雪対策をしたいと思います!」
朝ごはんを食べ終わり片付けを手伝ってから自室へ戻り、ニュースを見ると明日は雪が降ると朝からやっていて、広間へと全員を集合させてそう言った
その問にみんな頷き、短刀のみんなは目を輝かせていた
「雪ですか!ワクワクします」
「降るなら積もってほしいな!」
特に秋田くんと愛染くんの目の輝きが凄い
「それで?私達は何をすればいいんだい?」
「こたつでも出そうかと思っているのですが」
石切丸の問にそう答えるとミカンも欲しいねと言い何故かミカンを買いに、光忠を連れて万屋へそそくさと待ってという前に赴いてしまった
「あとは……各部屋にあれだあれ、えっとヒーター的な?あったかくなる奴置きましょう!」
「火鉢のことですか?」
「うん!それだそれ!火鉢置きましょう!あ、でも火事にならないように気をつけてくださいね!」
語彙力の乏しいわたしに鯰尾くんが助けてくれた
「それなら外の倉庫に火鉢がたくさんあった気がする。火鉢なんて雅なことを考えるね」
「和室と言ったらその考えしかなくて……って言っても火鉢使ったことないんですけどね」
「そうなのか…なら、教えてあげるよ。じゃあ、みんなで火鉢を取りに行こう」
歌仙さんの言葉でみんなで倉庫へ向かうことにした