第25章 ※風邪薬のシロップは不味い
お菓子パーティーも夕飯の時刻が近づいてきてお開きになった。
「あるじさん、またお菓子食べようね」
「もちろん!いつでもみんな来ていいからね!みんな本当にありがとうね」
そう言いかけるとみんなパァっという効果音がなるような笑顔を向けてくれた。
癒される……可愛い無理お姉さん死んじゃう
「顔が凄いことになってますよ」
宗三さんに指摘されたが仕方ないことだと思う。
「しょうがないじゃないですか!あの子達すごく可愛いんですよ!?表情筋すごい緩みますって!宗三さんも小夜くんのこと見てる時、人のこと言えませんからね!」
「まぁそれは認めますが」
認めるんかい!!!
脳内で思いっきりツッコミを入れる。
「では僕も夕飯の手伝いに行くことになっているので行きますね。貴方はこの部屋から出てはいけませんよ」
「わかってます!夕飯お願いしますね。それから小夜くん、ありがとね」
そういうと小夜くんは顔を赤らめていて、見送り部屋へと戻る。