第20章 決行
部屋に行きパソコンをつける。初めて部屋に入った3人はいろんなものに興味津々だった。
「主、少しは部屋を片付けてください。洗濯物はしっかりしまってください」
「おや、綺麗な置物ですね。これを僕にくれませんか?」
「あのお菓子食べてもいいのか?」
「あの、ちょっと、待ってください。えっと、とりあえずパソコンつけたので、文章一緒に考えてもらってもいいですか?私文章考えるの苦手なので」
「文章なら歌仙兼定を呼んでくるしかない。俺は苦手だから」
骨喰くんんんんん!?!?
爆弾発言したぞ!?
まってもしかしなくても骨喰くんは私の部屋に興味があったのか?
「文章ならこの長谷部が考えます。宗三も共に」
「えっ、僕もですか?長谷部の方がこういうのは向いているでしょう。僕はあの置物が気になって」
「だめだこりゃ……長谷部さん、お願いしてもいいですか?それから宗三さん、置物は譲れないですが、お菓子なら大丈夫なので骨喰くんとお茶してください」
私の言葉に彼らの目がキラキラしてお茶会を開き始めた。
あぁ、私もあのお茶会参加したい。
「主、これが終わったらお茶でもしましょう」
「バレてました?ぜひぜひしましょう。長谷部さんには感謝しかないです」
「主命とあらば何でもしますよ」
そういった長谷部さんはもう菩薩すぎた。