第114章 嬉々たる
私は静かになった部屋で1人残されたつまみと日本酒を嗜んでいると、宗近、御手杵、鳴狐が部屋へきた
「あるじ殿!鳴狐も一緒に飲むそうですぞ」
「これ、今日のお昼。燭台切が食べてって渡してきた」
そういえぱお昼ご飯食べてなかったなと思い受け取り、それを食べながらお酒に舌ずつみをうつ
「主は何歳になるのだ?」
「宗近、女に年齢聞くのは禁物だよ。絶対いい顔をしないからやめた方がいいよ」
「ま、年取ろうが主は俺たちの年齢を超せる訳でもないから、言ってもいいと思うけどな」
御手杵はそういうが私の中では断固拒否だ
「絶対言わない。もう永遠の20歳でいいよ」
「20歳なんて俺からしてみれば赤子同然だ」
「まぁ宗近からしたらそうでしょ。歳とりたくないや。年々老けてきてるし、まだ肌も綺麗な10代に戻りたいな」
「女の人って色々大変だな。俺はそんな気にならないけど。年齢ごとにその美しさってモンがあるし俺は歳とっても気にならないな」
「言ってることめっちゃイケメンだ」
御手杵のイケメン発言に驚きが隠せずお供に抱きついた
「あるじ殿!苦しいです……」
「離れてあげて」
「ごめん、つい、御手杵さんの言葉に悶えた」