第114章 嬉々たる
あれから時間が過ぎ、夜ご飯もしっかり食べて眠りについた。
翌日、支度をして広間へ行こうとしたらまんばちゃんが部屋に来た。
「主、おめでとう。これからもよろしく頼む」
「ありがとう、こちらこそお願いします」
朝一から初期刀に祝われた
何年ぶりだろうか朝起きて誕生日に直接おめでとうと言ってくれるのは
少し心が擽ったくて嬉しかった
「さて朝餉に行くぞ」
そう言われ、広間に向かうと皆勢ぞろいしていて、おめでとうと口々にお祝いされた
朝ごはんも食べて、仕事をしていると愛染くん蛍丸が部屋へと来た
「主さん!国行と合わせてくれてありがとな!」
「俺からもありがとう。これ作ったから食べて」
そう言われてテーブルの上に紅茶とアップルパイが置かれた
「燭台切さんに教えて貰ったんだ!」
「美味しそう、ありがとう。2人とも一緒に食べよ」
「俺達はさっき食べたから大丈夫。それに主の為に作ったんだから、主がが食べなきゃ意味が無いよ」
なんて言われてしまって、少し休憩をすることにしてそれを食べた
すごく美味しくて2人褒め散らかすと桜が舞う
「あまり撫でないで!背が縮んじゃう!」
「主さん、あと誕生日おめでとう」
ありがとうと再び伝えて食べ終わると食器を持って行ってくれた
仕事を再開して、出陣部隊を迎えたり遠征部隊を迎えたりして忙しなく時間はすぎた