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【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第111章 個体差



朝ごはんを食べ終え、すぐに光忠の元へ向かった

「光忠、おはよ、ごめんね、朝、声掛けれなくて」

「主、おはよう。ううん、気にしてないから」

「嘘、つかないで。さっき目が合った時怖かった」

「かっこ悪いな僕。貞ちゃんにもつっこまれたんだ」

私は少し待っててと言って急須と湯呑みをお盆に乗せて、光忠の所へ戻り部屋に入った

「あのね昨日は長義とお酒飲んで、談笑して打ち解けることができた。日付も跨いでたから、朝起こしに来てくれたんだ。嫉妬してるよね?ごめんね」

「そうだったんだね、でも僕はそんなことはどうでもいいんだ……君は、刀剣男士と寝ているそうだね」

光忠の言葉に冷水をかけられた様な感覚に陥る

「ごめんね、僕は君の燭台切光忠ではないんだ。政府の監査役として君の燭台切光忠と昨日から入れ替わらさせてもらったんだ。安心して、君の僕は今政府で預かっている」

目の前が真っ白だ

「へし切長谷部と行為をしていたね。それに、君が夜寝ている時に、少し調べさせてもらったんだけど、君の体は三日月宗近、一期一振、君の僕、小狐丸、和泉守兼定、歌仙兼定、大倶利伽羅、大和守安定、鶴丸国永、太郎太刀、山姥切国広、髭切、加州清光。大半は僕の気が多くて少し難しかったけど、君の体には今言った刀達の気が溢れている。もう君は人の子を産めないんだ。意味わかるかな」

目の前の彼が言う事が耳を通り抜ける
湯呑みを握りしめた私の手が冷たくなっていく

「追い打ちをかけるようで悪いんだけど、これからもそういう行為をしたいなら、人間用の花街を紹介するよ。なぜ政府がそういう行為を禁止しているかは、人の子が産めず、後悔する人間が後を絶たないからね。そして後悔した時にはもう遅くて自ら命を絶ってしまうんだ。そのせいで審神者が今減ってきてもいる。でもまだ手遅れになる前に治療すれば君は助かる」

色々言われて、呼吸が浅くなっていく
呼吸の感覚が短くなり、過呼吸になると思った時にはもう既に遅かった

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