第110章 ※幸
「俺の指こんなに締めて、感じてくれるのが嬉しいです」
「ぁっ、イイとこ、イッちゃう、長谷部、とめて、ぁっああ」
達してすぐに指が増やされて、また指が動き始める
彼は胸から離れて、空いた手をお臍の下の方へ持っていきお腹を揺さぶってきた
「んっ、それ、だめっぇっ」
「駄目ではなくて、良いんですよね?もっとイっていいんですよ」
されるがまま、体が痙攣し腰が自然と動いて失神するのではないかと思うほどの快楽に陥った
「…いれますね」
彼は息も絶え絶えの私の足を肩に乗せてナカに入れてきた
奥に届いて、小刻みに動き始めた
「はせ、べっ、ああっ、イクっ、イッちゃう」
私の声も虚しく、キスで口を塞がれてまともに脳に酸素が行き渡らないまま絶頂を繰り返した
何度も何度も奥へ当たり、気持ちよくてそのまま気を失いそうになるとキスも離れ、動きも止まった
「気を失っては、駄目ですよ」
そのまま肩から足を外し抱き起こされた
秘部と彼のモノの根元まで密着してそれだけでも背を仰け反らせて達してしまった
「可愛いです、佳奈、もっと俺ので、感じてください」
「はぁ、はぁあっ、まって、きもちい、の、っ」
彼に抱きつき背中に爪を立てる
縋るように抱きつくと目を合わされてキスをされる
愛されている、私を見てくれているそんな思いが溢れてきた
ゆっくりと寝かされ、密着したまま彼は中に出した
出されている時もキスをされ、幸せのまま目を閉じた