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【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第109章 突撃本丸訪問



「主!ここに居たか!」

突然部屋に鶴丸が入ってきた

「ちょっと来てほしい」

一方的に宗近から引き剥がされ、部屋から連れ出された
なにやら玄関が騒がしい

「主を今呼びましたので、用が済んだらお引き取り下さい」

廊下の角を曲がろうとしたとき長谷部の声がした
誰だろうと思うも訪問者に心当たりがない

「長谷部、連れてきたぜ」

鶴丸が私の前に立ちはだかり、長谷部に言うが訪問者の顔は2人の背の高さに阻まれて見れない

「主、こちらへ」

長谷部に手を取られて隣に立たされ真正面に立っている人を見る
そこには、お見合い騒動で指名した田中翔太さんと隣に燭台切光忠が居た

「……なにか私に御用でしょうか」

私はただその一言を言うと急に両手を握られた

「あ、あの!初めまして、突然訪問してしまいすみません。俺、田中翔太といいます。貴女とお見合いでマッチングしたと連絡が来て、いてもたってもいられず、挨拶をさせて頂こうと思い訪問しました!」

矢継ぎ早にまくし立てられて圧倒された

「…主、佳奈さん、困ってるよ……いきなりそんなに言ったら駄目だよ」

「す、すまん、燭台切」

私の本丸の光忠でない彼の燭台切に名前を呼ばれて少しむず痒い

というよりお見合いは断ったはずなのになんで?
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