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【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第106章 飲まれる



「主、本当に大丈夫なのですか?」

「無理をしているように見えるのだが」

「大丈夫、宗三さんも蜂須賀さんも心配しすぎだって。さてと、ちょっとみんなの所に行ってくるね〜」

おぼつかない足取りで、立ち上がりみんなの所と言いつつ燭台切がいる所に一直線に向かっていった

その様子を取り残された刀剣たちは見つめるしか無かった



「みっちゃーん、大好き」

燭台切の背後を取り、後ろから抱きつく佳奈
当の燭台切はむせていた

「あ、主?今飲んだら、ダメだよ。どうしてお酒飲んだの?」

「みっちゃん、好き、大好き、結婚しよ」

「酔いすぎだから、みんな見てるよ?…それに薬抜けきれてないでしょ?」

「薬って何?ていうか結婚!?無理、俺たちの主が言わば同僚と結婚なんて絶対無理!!」

「燭台切!主を返せ!」

主ガチ勢と言われる加州と長谷部はすぐに反応する

「返せって言われても、この子酔ってるし寧ろ取ってないから!もう、主水飲んで」

「そうやって、誤魔化すんだ。もういい、伽羅ちゃんと結婚する」

そう言い、大倶利伽羅へ飛び火し、当刀は鬱陶しそうな顔で見る

「伽羅ちゃん、かっこいい、好き。婚姻届書こ?」

「俺でいいのか?」

大倶利伽羅は酔っ払っていた
鬱陶しそうな顔ではなく、酔ってるのを悟られないようにしていただけだった

「「いいわけあるか!!」」

ツッコミ役にいつの間にか回っていた加州と長谷部がハモる

「面白いことになっちゅーね、ワシじゃだめかのう?主」

「むっちゃん!」

「ほれ、水じゃ」

陸奥守が佳奈を呼び、座らせると水を飲ませる

「冗談でもさっきのことを言うたらいかんぜよ」

ごくごくと水を飲む佳奈を後目に、絡まれた刀剣達はナイスだと親指を立てていた

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