第13章 小鳥のさえずりを聞いてみたい
小鳥のさえずりなんて可愛いものではない、大きな声で目が覚めた。
「主!!!!!これはどういう事ですか!!!!」
「んっ…ぅるさいなぁ………って、ぇえ!?!?うそ、やばい、閉めて!見ないで!!」
やばいやばいやばい、がっつり事後見られた……
なんで、なんで、長谷部さんと陸奥守さんと同田貫さんと石切丸と太郎さんがいたの!?
「んっ、何かあったの?」
「何かあったじゃない、やばいよ、裸、みられた、事後、見られた」
「えっ、誰に」
「長谷部さん、陸奥守さん、同田貫さんと石切丸と太郎さん」
てか呑気に隣で寝てるんじゃないよ光忠は!!!
しかも二人とも裸で、なおかつ抱きしめられて寝てるとこも完全に見られた。
「どうしよう」
「別にいいんじゃないかな、見られたものは仕方ないよ」
「……うぅ、風紀乱れる………」
「まぁまぁ、とりあえず服……そのまま寝ちゃったからお風呂行こうか」
「………」
布団に顔を埋めていると彼に起こされて、服を着させられて風呂に連れていかれた。