第12章 ※いいこと
温もりを感じて目を開けると光忠に抱きしめられていた。
「気持ちよくて意識飛ばすなんて、君は本当に可愛いよ。そろそろ僕もいいかな?」
耳元で囁かれてくすぐったい。
「光忠、んっ」
軽くキスをされるとまた中に入っていたモノが動き始める。
「敏感すぎて驚くよ、ほらもう1度イきなよ」
「んっあっ、いいっ、だめっ」
腰を掴まれ激しく動かされまた締め付けて達した。
「相変わらず、締め付けるね。吸い取られそうだよっ」
少し動いて最奥へと液を吐き出したのがわかった。
整わない呼吸のままキスをする。
「はぁ、はぁ、光忠、激しいよ」
「そうかな?佳奈こそ気絶するなんて体力ないんじゃない?」
「いや、それは……うーんそうかも…」
「そこは否定してよ」
「……光忠、ありがと、ね…」
疲れきった私はそう言って眠りに落ちる。