第102章 特命調査
私はまた部屋へ篭もり、特命調査を進めた
ちょくちょく上から目線の監査官に苛立ちを覚え、まんばちゃんが少し心配になる
でもそれを悟られないよう、何とか聚楽第内部に突入してボスを倒した
部隊が帰ってくるのを迎えるために外へ出る
2日で敵部隊を300倒す為に、ポケットマネーを使ったのはみんなには内緒
そして迎えるために外へ出る
桜が舞って部隊が帰ってきた
「みなさん、お疲れ様でした」
「主もお疲れ様だろうよ」
兼さんに頭をわしゃわしゃされた
「……主、資金はどこから調達してきたんだ」
まんばちゃんが疑いの目で私を見てきた
え、バレてる?もしかしてバレてるパターン?
「監査官に聞いた。聚楽第の移動の為には賽が必要だ。賽は規定以上分は買わねばならぬとな」
まさかの監査官が暴露だと……もう言うしかないなこれ
「…えっと、私の預金からだからやましい事のなんてしてないし…」
「主の懐からと言うやつか…なぜ俺たちの為に使ったのだ?自分の為に使わないと意味が無いだろう?」
宗近が目を細めながら言って恐怖を感じた
「別に欲しいものとか私は無いから……間違ってた行動だったらごめんなさい……」
「別に謝ることではないと思うぞ。主は俺たちの為にやってくれたわけだ。主よもっと胸を張ってくれ」
膝丸さんの言葉に少し救われた
「そうだなぁ、気にすることはない」
鶯丸さんもそう言ってフォローしてくれたけど、まんばちゃんと宗近は納得いかない顔をしている