第96章 ※無言の表情
目を覚ましたら髭切さんが正常位に戻っていた
「これで終わりね。やっと目を覚ましたから良かった」
奥ばかり攻められて喉もカラカラで声が出しづらくて快楽に堕ちた
「はぁ、はぁ、髭切、さん、もう」
「一緒にイこうか」
何度もピストンされて、モノを締め付けて達すると同時に中にまた注がれる
ズルリと抜かれて液が流れ出ているのがわかった
体は熱くて、疲れてそのまま眠った
髭切さんが何かを言っていた気がしたけど目は閉じていって深い眠りに入る
髭切は佳奈の体に歯形をつけて後処理をして、布団も洗いに出して新品の布団を持ってきて佳奈を寝かせた
「燭台切、居るんでしょ?」
「まいったな、主起こしに来たんだけど……」
「ふふ、もう少し寝かせてあげないとね。一振の神力与えすぎちゃうと、人ではなくなってしまうから。僕もお手伝いしておいたよ……主が燭台切を探してた時、パソコンを少し見ちゃったんだよね、慕っている男士との夜伽は1回まで。主も燭台切も見落としていたのかな?人ではなくなってしまうって書いてあったけど………」
「えっ……」
「なーんて、嘘だよ。君ばかり主を独占するなんて狡いなぁ」
「嘘って……もう髭切さん……嘘は良くないよ。あと、噛み付くのはどうかと思うけど」
燭台切は少しはだけた服から覗く歯形を見て険しい表情で言った
「いいじゃん、だって君たちは付き合ってもない所謂、体の関係ってやつでしょ?」
「女の人を傷つけるのは良くないと言っているんだけど」
「ごめんごめん、そんなムキにならないでよ。とりあえず彼女が起きたら飲み物飲ませてあげて。僕が居たら邪魔になってしまうからね」
そう言って髭切は出ていった
燭台切は佳奈のもとへ行き、寝ている横に座り佳奈の頭を撫でた