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【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第86章 失踪と捜索



「主ー!」

「主君ー!!」

「いたらへんじしてくださーい!!!」

平野、前田、今剣が木に登り枝から枝へと飛び移りながら叫ぶ

同田貫に小夜が肩車をされ、骨喰は隠れられる場所がないか目を凝らしていた

「この辺には居ないみたいだね……」

「どこかと合流しよう」

小夜と骨喰の言葉に同田貫は頷く

「平野、前田、今剣、他の奴らと合流する。とりあえず声の聞こえる方に歩くぞ」

「「「わかりました!」」」

3人はハモって言うと他へと移動した




「鳴狐、大将のハンカチを持ってきたんだお供に嗅がせて探そうぜ」

「それは名案だねぇ。でも狐ってそういうこと出来るのかい?」

薬研の提案に青江が反応するも素早くお供の狐は口を開く

「私めは狐でございます。犬ではございません。それ故できないのです!!」

「……狐といえど私は刀なので出来ませんよ」

「……………そうですか」

鳴狐のやり取りを見ていた江雪が、小狐丸をガン見するも小狐丸にそう言われ、しょんぼりしていた

「あ、主様が、この暗闇で1人なんて、ぐすっ、可哀想です………ぼ、僕、あっちを見てきます」

「待て、五虎退。単独行動は無しだ」

五虎退は泣きながら言うも薬研にとめられ、それを見ていた青江は口を開いた

「ここら辺には居ないみたいだから、他と合流しよう。主は女の子だからそう遠くへは行けないと思うんだよね。それに奥深くに行って、この闇に紛れて妖でも出たら危ないからね」

「それもそうですね。にっかり殿、我々も行きましょう」

小狐丸もそう言って来た道を戻った
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