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【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第86章 失踪と捜索



「あーるーじさーん!ボクと一緒に乱れよう!」

「大将ー!!」

乱と厚が高い木の上から叫んだ

「主は本当にこっちへ来たのか?」

和泉守が竹薮を掻き分けながら言う

「それが分かれば捜索隊なんて作らんぜよ。太郎太刀、何か見えたか?」

「いえ、何も。足跡とか手がかりがあればいいのですがね」


「皆さん、向こうからなにか来ます!」

堀川が何かの気配を感じ取り、みんなその方を向く

すると小虎が駆けてきた


「五虎退の虎じゃねーか」

木から厚と乱が降りると厚が言った


「虎くん!!走っちゃダメだよ!!!」

「五虎退!どうして」

「厚兄さん!えっと、皆さんと合流しようとしたら、虎くんがいきなり走り始めて」

五虎退が言うとその後ろからゾロゾロと歩いてきた


「向こうにはいなかったよ。和泉守くんたちはどうだい?」

「こっちも居ない……となるとあとは同田貫のとこと鶴丸のとこだな」

青江と和泉守がそんな話をしていると、同田貫達も現れた

「俺たちのところは居なかった、あんた達のとこは?」

「いや、居なかった…短刀達も探してオレ達も竹藪かき分けて探したが全くだ」

「僕の所もだよ。だから他と合流しようと思ってね」

そんな話をしながら裏山のベンチへ戻り、真っ直ぐ歩いていくことにした
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