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【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第85章 アルバム



お昼ご飯は各々の食べることになっていたから部屋でカップ麺を食べようと思ったけど、食欲が湧かずにゼリーで済ませてしまった

このままじゃダメだと思って部屋を出ると貞ちゃんさんと五虎退さんがいた


「お!主!昼は食べたか?」

「一応食べました」

「あ、主様、これ、先程の遠征の帰りに買ってきたんです。よ、よかったらどうぞ」

そう言って可愛い瓶に入った金平糖を渡された

「いいんですか?」

「おう!俺と五虎退で選んだ。主は女の人だから何がいいか迷っちまって、五虎退がほとんど決めてくれたんだけどな」

「気に入って貰えたら、嬉しいです」

笑顔で言う2人に私は微笑む

「ありがとうございます。大事に食べます、すごく嬉しいです」

そう言うと目の前のふたりは桜をまき散らしていた

「主、お加減は大丈夫ですか」

「あ、は、長谷部さん、だ、大丈夫です」

「それなら良かったです……先日は申し訳ございませんでした」

「あ、いや、そんな、大丈夫です。長谷部さんは何も悪くないです」

「………主、無理はしないでください……今日は俺が主の近侍を務めさせていただきます。なので何かありましたら何なりと俺の元へ来てください」

「わかりました、お願いしますね」

長谷部さんも嬉しかったのか桜をまき散らしていた

脳に断片的にこの見覚えのある桜の映像が流れてくる

あとすこしで何か思い出せると思ったら誰かに背中を叩かれた

「主、今日の夜ご飯は俺達とだからね。忘れないでよね。俺は蛍丸。小さいけど大太刀だよ」

蛍丸と名乗った子は体に見合わない刀を背中に背負っていた

「阿津賀志山から帰ってきた時、主の顔がすごく強ばってて気になったから来たんだ」

そう言われて申し訳なくなった
小さい子に心配かけて何をやってるんだろうと思った
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