• テキストサイズ

【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第81章 困った時はポジティブに



「厚、主は大丈夫だよ。そんなに気を病まないで」

「いち兄、オレ、オレっ……大将の自害に使われるなら折れた方がよかったっ」

「厚っ!それは言ってはいけない。主は私達を守ると言っていたんだ、それにまだ死んでいないから、そんなことを言ってはいけないっ。主を信じよう、厚」

「いち兄、っうぅ、いち兄、オレ、グスッ、オレっ」

声を上げて泣く厚に一期一振はそっと抱きしめている


「俺がついていれば良かった。主のことをもっとよく見ていれば………写しはなにをやっても、ダメなんだ…」

「兄弟……大丈夫だよ、主さんは生きてる。兄弟まで暗くならないでよ」

「そうであるぞ。皆もそう暗くなるな!主はまだ亡くなってなどいない!主が帰ってきた時に心配してしまうぞ!!」

山伏の言葉に他の刀剣達は少し明るく振る舞うように心に決めた

「山伏殿の言う通りですぞ!この鳴狐も山伏殿と同じ意見であります!」

「鳴狐殿!そう言ってくれるとありがたい!皆の者、まずは本丸の修復からしようではないか!」

「そうだな、よし、いっちょやるかぁ!」

同田貫はそう言って立ち上がり、山伏も鳴狐も立ち上がる

そして全刀剣で本丸の修復をした
/ 455ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp