• テキストサイズ

【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第76章 酒の過ちは誰でもあるはず



それから広間に集まってたみんなが席に着くのを待って、私は土下座をする

記憶失くした挙句、刀剣達に暴力を振るって手入れ部屋送りにして、暴言を吐いて、しまいには顕現したばかりの髭切に介抱されたと聞いて、今までこんなにやらかしたことのない私は懺悔した

「ごめんなさい。本当に本当に申し訳ございませんでした。もう酒は飲みません、すみませんでした。本当にごめんなさい。ごめんなさいで済まないですよね。私に罰を与えてください。何でもしますから。本当になんでもするので、文句なりなんなり言ってください、本当に申し訳ございませんでした」

土下座しながら大声で言い切った

怖くて顔なんてあげられない
広間が静かすぎて怖い
皆怒ってるんだ
そう思うと自分の心臓の音が聞こえてくるだけだった


当の刀達は突然土下座をして懺悔し始めた主に、驚きすぎて目を見開いていた


"おい、誰か主を起こしてこい"

同田貫が小声で言った

"山姥切、初期刀なんだから、主起こしてきてよ"

大和守が山姥切に願うように言う

"こんな時ばかり、初期刀と言うな!!写しの俺には無理だ、三日月、頼む"

"何故俺だ……俺は何も今回のことは関与してないぞ…なぁ小狐丸"

"お言葉ですが、私も何もしていません。数珠丸殿"

"私ですか………私は説法しかできないので私には無理です。和泉守さんと陸奥守さん行ってきてください"

"オレか!?ここはケアするとして粟田口の短刀の方がいいんじゃねーか?"

"そうじゃ!わし達が行ったところで良くなる気がせん"

"僕達に罪をなすり付ける気ですか!?"

秋田が曇りなき眼で言い放った

"そうですよ、元はと言えば2人のせいじゃないですか"

前田が鋭い眼光で言った

"……陸奥守、行くぞ"

"…………行くかのう"

2人は佳奈の元へ向かった
/ 455ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp