第76章 酒の過ちは誰でもあるはず
頭が痛くて目が覚めた
時計を見ると12時を指している
外はとても明るくて隣には髭切が寝ていた
!?!?!?!?
は???
髭切が何でいるの!?
てかここどこ
誰の部屋!?
「……おはよう、主」
周りを見回していると髭切が起きていた
「えっと、あの、私なにかしました?」
「うん、色々楽しかったよ。でもね、飲みすぎは良くないよ?」
色々楽しかった!?
やらかしたか?私やらかしてしまったか??
酒飲んでやらかすの何回目だよもう
「ごめんなさい……顕現してそうそうごめんなさい」
「?なんで謝るの?歓迎会すっごく楽しかったよ。でも飲み比べして、僕のせいで酔いつぶれた君をそのままにしておくことに出来なかったから、僕の部屋に連れてきちゃった」
そう言って笑う髭切に目を奪われる
ん?待てよ?早とちりか?
飲み比べで酔いつぶれたってまじか、記憶ないわけだ
頭痛いわけだ
「ごめん、私何も記憶ない………歓迎会しよう!って言ったことまでは覚えてるけど、私何かしたかな……」
「記憶なくなるまで飲んだんだね……とりあえず支度して広間に行こうか」
その提案に乗り、支度をして広間へと向かった