第75章 普段怒らない人を怒らせてはいけない
あまりにも痛すぎたけど怒りのボルテージは上昇する一方だ
「和泉守、陸奥守、正座して土下座しろ!!神様なんてかんけえねえ、早くしろ、ッチ」
"""""し、舌打ちした""""""
広間のみんなの顔が青ざめていて、今後主を怒らせないようにしようと誓っていた
「あ、主、もうそこまでにしとこうよ」
「あ゙ん゙?」
「す、すみませんでした、何でもございません」
加州が声をかけるも土下座させていた2人の胸ぐらを掴み、グーパンを食らわせていた佳奈の顔は般若の面みたいにとても怖く、萎縮していた
"おい誰か主止めてこいよ"
同田貫が言うも
"バカ言うな!加州を見ただろ!?流石の俺でも止められん"
長谷部は無理だと言うとみんな無理だと首を横に振る
"主があのようにお怒りになられるとは"
"この本丸が始まって初めてのことです。私もあのような姿は見たことがありません"
数珠丸と江雪がお茶を飲みながら言った
「主〜そんな顔してると般若の面になっちゃうよ〜」
「次郎さんの言う通りだよ。僕は君の笑った顔がみたいな〜」
デートを企画した男士達が囲まってお酒を飲んでいて、その席から離れて酔っている次郎太刀と燭台切は佳奈の元へ向かう
「は???なんだとコラァ!!私の顔がブスだって言いたいのかよ!!!!」
和泉守の胸ぐらを両手で掴んだ佳奈は燭台切に和泉守を投げ飛ばし、次に陸奥守の胸ぐら両手で掴み次郎太刀へと投げ飛ばす
「ぐほっ、主、容赦なさすぎ…………」
「がはっ、燭台切くん、さっきと話が違うじゃないかい、可愛い主と、デートしたなんて、嘘なんじゃない?」
その言葉を聞いていた佳奈は4人の上に乗っかった
「酒持ってこい!!!!酒だ!!!!」
「あ、主様、主様の好きなチューハイです」
五虎退が佳奈の元へ持っていった
"おいおい、大丈夫なのか?あれ。一期一振、なんで五虎退に持っていかせた"
鶴丸がヒヤヒヤした顔で一期一振を見る
"主が、五虎退を見ながら言っておりました。なので、今の主には誰も逆らえないので不可抗力です"
「ありがとう五虎退〜あなたはいい子だね本当に好きだよ」
グリグリと頭を撫で回した