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【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第73章 幼稚な自分



「お前誰だよ!」

「佳奈の許嫁って言えば分かってくれるかな?この子は僕の奥さんになる人なんだ。止めてくれないかな?」

「っんだよそれ、佳奈、お前が今までやってきたことこいつにバラしてもいいんだぞ?男癖悪いクソ女が」

違う、なんで、あなたが悪かったじゃん
ことある事に私に金貸してとせがんできて返してくれなくて、お金渡さないと暴力振るってきて
なんでそんな言われ方しないといけないの


「お前知ってるんだからな、俺と付き合ってる時他の男のとこ行ってたの。そいつんとこで股開いてたのも知ってるからな」

「やめてっ……ください…………あなたが、貴方が暴力振るったじゃん。あの人は私を助けてくれたの。でも、私を助けたんじゃなかった、あの人は体目当てだったの、無理矢理ヤられてっ」

「んだとこのクソが、ヤったことには変わりないだろ?お前ほんとクズだな、ありえねぇ」

”お前クズだな。ありえねえ、死ねばいいのに”


脳内で過去に言われたことを思い出す

「ごめんなさい、ごめんなさい、許してください」

私は震えながらそう呟く
過去に振るわれた暴力を思い出してしまって、いつその手を振り上げられるんじゃないかと思った


「………黙って聞いていれば、なんて事言ってくれてるの?僕はこの子の全てを受け入れたんだ。そんなちっぽけなことだけじゃ僕は動じないから。君、醜いよ?分かってる?」

いつになくとても低い声で言った光忠は私の肩に手を置いた
少しビクッとしてしまった
耳元で大丈夫と言ってくれた

「君さ、負け犬の遠吠えもいいところだよ。今更やり直そうなんてお門違いだから、早く消えなよ……さ、行こうか」

光忠は私の肩を抱いて踵を返した
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