第72章 不意打ちと仕返し
「光忠にしか言わないけど…私ね、 こっちの世界にいた時、初めて刀剣乱舞っていうゲームやって光忠を見た瞬間に一目惚れしちゃったの。貴方の本体を見に弾丸で行っちゃったこともあった。貴方に会うためにとびきりのお洒落したんだ。それから少しして嫌なこと沢山あって、毎日毎日、明日なんて来なくていい、私なんて消えちゃえばいいんだって思って、でも刀剣乱舞に支えられてて、毎日近侍にしてた貴方に助けられてた。でもねもう何もかも嫌になっちゃって、そんな時にあの世界に行けたの。私、本当に貴方に助けられてばかりだった。ありがとう」
私は思っていたことを伝えた
光忠は私を見ると抱きしめてきた
「僕よりこんなに小さい体でよく頑張ったね。君と出会えて良かった。君が主で本当に良かった。僕も佳奈にしか言わないけど、実は君が毎日僕を見て好きだよ、愛してる、尊いって画面越しに言ってたの見えてたし聞こえていたんだ。でもなんて戯言を抜かしてるんだなんて思ってたけど、まさか本気だったなんて思ってもみなかった。佳奈が僕の本体を見に行ったとき、実は君の隣に居たんだ。触れようとしても触れられなくてもどかしかった。でもこうして今は触れることが出来て僕は幸せだよ。僕こそありがとう」
戯言!?!?隣に居た!?!?!?
え、やばない?えっ、むりしんど
醜態見られてたのと戯言は心にくるね、うん。
だってあれ本気だったのに戯言って思われてたなんてしんどい辛い
てか隣にいたってどゆこと!?
あれか?本体の力で具現化してたってこと?姿は見えないけど
本体見て泣きそうになってた私を見られてたってことだよな!?
え、当時推し現在好きな人にいろいろ醜態晒してるけど私平気かな?