• テキストサイズ

【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第8章 突然のクビ宣告



「これ、よく見てくれる?」

光忠に差し出された紙を凝視して固まる。そこには私が働いている会社の名前と、解雇という文字が書かれていた。


「…クビ?わたしが、クビか……仕方ないか、お荷物社員だし」

私のお荷物社員という言葉に彼は怪訝そうな顔をしている。


「政府の人達が直々にここに来てね、これを置いていったんだよ。親展とも書いてないから近侍の僕が読ませてもらったんだけど」

「私ここに居ることになるのね」

「そういうことだね。僕は君と居られて凄くうれしいよ」

いやいや待て待て?
1回落ち着こう、深呼吸しよう?


「無断欠勤が問題もあるけど、一番の問題は会社の人員削減だったみたいだね」

「記憶無くしたい……」

「そんなこと言わないの。でも無くしたいなら無くそうか、物理的にね」

「怖いんだけど…やっぱやめとく」

「じゃあ、今日の夜、僕とイイことしよう。君の命を助けたんだから」


断れない条件を突きつけられて私は、はいとしか言えなかった。


/ 455ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp