第63章 いても立ってもいられない
DVDも全て見終わり、各々部屋に戻った
私は鶴丸と一緒に作戦会議を始めた
「とりあえず俺の考えとしては伽羅坊と歌仙を同じ部隊で組ませて出陣させ、1日だけ二人を同じ部屋にするって考えだ」
「なるほど………でも大丈夫かな?」
「いざとなったら俺が止めに入る。それなら問題ないだろう?」
「鶴丸がちゃんと止めてくれるなら私は良いけど……部隊編成どうしようかな………」
「俺が考えてやる」
鶴丸はそう言って明日の朝伝えるからと言い部屋から出ていってしまった
それから少し不安を抱えながら布団に潜り込んだ
そして朝を迎えて出陣部隊を見送った
鶴丸が考えた部隊は
隊長 大倶利伽羅
鶴丸国永
燭台切光忠
歌仙兼定
小夜左文字
太鼓鐘貞宗
だ
私は不安しかない
だってこのメンツってあのDVDと同じじゃん!!
絶対おかしいでしょこれ
ああもう!どうしよう
「主、どうしたんだ」
「蜂須賀さん!やばい、どうしようしか出てこないんだけど」
「今日の出陣部隊のことか」
「そう!そうなの!どうしよう、これ以上仲悪くなったら怖いし、もうやだよ」
「心配するほどではないと思うけど……」
「お小夜も居るんですから、安心して大丈夫だと思いますよ」
あたふたしていると宗三さんも来てそう言った