第62章 爆弾発言
私の爆弾発言騒動?も落ち着きDVDにまた皆集中し始めた
私はトイレに行こうとして広間を出た
「ねぇ、主、僕から浮気するつもり?」
広間を出てすぐ腕を引かれて後を見ると光忠に耳元で囁かれた
「え?」
「だってさっきの髭切さん?だっけ……見る目が違った」
「そ、そうかな?」
「嫉妬、わかる?僕まさかそんなかっこ悪い感情を持つなんて思ってもみなかったよ」
光忠を見ると少し怒っているような顔をしている
やばい、さっきの発言で光忠怒らせた
いやだって髭切かっこよくない?普通にイケメンじゃない?
「目がハートになってる時点でもうダメだよね」
「だ、だって、光忠もかっこいいけど、髭切もかっこよかったから」
「だからって、僕の前でそういうこと言うのはやめてほしいな………なんて。ごめんね、醜いよね僕」
いやいやもうなにこれ
彼氏と彼女のやり取りってやつじゃね??
てか浮気って嫉妬ってやばくね
もうなにこの光忠可愛い好き……私の推し最高
「可愛い、好き?心の声ダダ漏れだけど……嬉しいよ」
「は?え?声、漏れてた?」
「うん」
光忠はとても笑顔でそう言う
やべえってやばいしか出てこないよ
「あはは、と、トイレ行ってくる!!」
私は逃げるようにトイレに向かった