第60章 聖なる日
部屋へ戻ると私はついでにさっき食材と共に頼んでおいたサンタクロースの服を模したスカートタイプのサンタの服に着替えた
そして最近作った本丸の皆が必ず見るようになっている掲示板にお昼ご飯の時間の変更と、午後になったら広間へ集合してくださいと貼り紙をして広間へと向かった
広間へ戻るとたくさんの料理が出来上がっていて運ばれていた
私は様子を見に厨へ行くと、光忠と歌仙と長谷部がいるだけかと思ったら、蜂須賀さんと堀川くんと小夜が一緒に料理を作っているところを目撃した
「あれ、主……………その格好は?」
蜂須賀さんと目が合い、早速突っ込まれる
その言葉と共に全員の視線が私に突き刺さった
「サンタクロースです…………やばいはずかしいどうしよう」
「主さん、心の声が漏れてます」
堀川くんにツッコまれた
「サンタクロースって何?」
小夜は私をガン見しながらそう言う
「サンタクロースって言うのは、えっと、いい子にしてる人のところにだけプレゼントを置きに来るおじいさんのことかな。それの女の子バージョンの服着てみたんだけど………変かな?」
「主、似合ってますよ。いつにも増して魅力的です!ですが少し足が出すぎでは……」
「変じゃないし似合ってるけど、長谷部くんの言う通りスカート短くないかな?」
長谷部と光忠はスカートを見ながらそう言う
「長谷部、燭台切、主のどこを見ているんだ……」
歌仙は呆れながらそう言った