第60章 聖なる日
広間に戻るとクリスマスツリーの他に煌びやかな装飾が施されていた
「主、こんなもので良いですか」
「長谷部さすが!センスあるね!こんな感じで大丈夫、ありがとう」
「ありがとうございます。この長谷部、頑張った甲斐がありました」
そう言いながら長谷部は桜を舞わせていた
「とりあえずひと通り終わったから、大丈夫かな。あとは料理運ばないとならないけど、他のみんなにばれないようにしないと………」
「そしたら俺が運んできます。主はここで待っていてください」
「私もやるよ!」
「主、今日も安静にしていてください。あなたの身に何かあったら困ります」
凄い剣幕で長谷部が言うと私は圧倒されて折れた
長谷部が厨に向かい一人になると、私は皆のプレゼントのお守りを取りに部屋へと向かった