第59章 ワガママと共に

なんだかんだありつつ、一緒に布団に入る

「主、お体は大丈夫ですか？なにもありませんか？」

「うん、大丈夫だよ………本当に心配かけてごめんね。明日、お詫びにと言っちゃなんだけど、みんなで、パーティーやりたいんだけど、できるかな？」

「パーティーですか？」

「うん、お世話になってる皆にやりたくて」

「なら、手伝います。そしたら今日はもう寝ましょう」

「ありがとう、おやすみ」

「おやすみなさい、主」



暖かい温もりにつつまれて幸せを感じる
わがまま言ってごめんなさいと思いつつ深い眠りに落ちる


夢では過去の記憶が蘇ってきた
少しうなされて、夢を見るのが嫌で目を開くと長谷部と目が合い力強く抱きしめられ背中をさすらながら

「嫌な夢を見たのですか？俺はここにいます。安心してください」

と言われ安心してまた眠りに落ちた