第56章 刀剣会議
「安定、鶴丸、そこに正座」
広間にはすべての刀剣男士が揃っていた
加州清光が真ん中に安定と鶴丸を呼び正座させていた
「それから、三日月、一期一振は安定と鶴丸の隣、燭台切、和泉守、小狐丸、歌仙、大倶利伽羅もね」
清光は7人を呼び同じく正座させた
「あのさ、バレてないとでも思ってるの?」
「加州清光、なんの真似だ」
「三日月黙ってて。わかるでしょ?なんで呼ばれたか。主は女の子だし、仕方ないと思うけど、あまりにも酷いから、1度皆と話し合おうと思ったわけ」
「加州さん、一ついいかな?」
「何?乱、意見あるならどんどん言っていいよ」
「たまに屋根裏からあるじさんを守るために偵察していると、抱かれてみんなが出ていった後うなされているんだ……多分本人は気づいてないだろうけど……行為とかは見てないよ!誤解しないでね!」
乱の言葉に刀剣達は息を呑んだ
「乱ありがとう。あまりにも今回は酷いから言うけど、主は1日に2回しかも別の男士と関係持って、現に体壊してるんだよ。もっと労わろうよ。女の子の体は俺たち男と違うんだよ?ね、山姥切」
「なぜ俺に振る」
「落とし穴から助けた時に主の腕触って気づいたでしょ?」
「……あぁ。確かに、腕なんかすぐに折れそうだった」
急に清光に振られた山姥切は布で顔を隠しながらそう言った