第55章 いろんな意味で追い込まれる
非常にまずい
ヤったの完全にバレてるし光忠に聞こえたってことは伽羅ちゃんにも聞こえたってことだよね!?
しかもヤってるとき光忠と会話したし終わった完全に終わった
それにしても腰痛すぎて起きれないしお腹もズキズキしてすいてないしどうしよう
なんて思っていたらまた襖が開いた
「主、調子は大丈夫か?」
声のした方を向くと鶴丸がいた
心配する声が近くなって、布団に入ったままの私の隣に座り込んだ
「腰とお腹痛い」
「すまんすまん、あまりにもきみが良くてな。君が寝たあとも少し抱いてしまったんだ」
「え………」
「あんだけ煽られたら仕方ないだろ?それにきみは本当に可愛かった」
「鶴丸、恥ずかしいからやめて」
そう言いながら布団へと顔をうずめた
「腰が痛いなら、俺が支えてやろう。なに、ご飯も食べられなきゃ俺が食べさせてやるからな」
そう言って布団をはぎ取り背中と布団の間に鶴丸は腕を入れて起こした
それと同時に襖が開いた
「ちょっと鶴さん何やってんの?主、体痛いって言ってたよね」
声のするほうを向くと光忠が立っていた