第6章 みんなとご飯
ご飯もなんとか完食し、片付けようと立ち上がって、空いた皿を持って行こうと、乱くんとへし切長谷部さんについていこうとしたら誰かに肩を掴まれた。
「主、逃がしませんよ……話してくれるとおっしゃいましたよね?」
ギギギっていう効果音がつくんじゃないかってくらい首を震わせながら声のしたほうを向く。
一期一振がにっこりと笑っていた。
その笑顔がすごく怖すぎて肝が冷える。
「さぁ、ここでは話しずらいでしょうから少し離れたところへ行きましょうか」
そう言われ肩を抱かれて部屋を出た。後ろを少し振り返ると、宗近の所には小狐丸と石切丸と次郎さんがいて嫌な予感がしてならない。
「さぁ、ここにしましょうか」
彼に声をかけられて、返事をする間もなく私を部屋へ先に入れて鍵をかけた。
って鍵!?!?
鍵なんて付いてる部屋あるの!?
待ってなんで鍵かけたこの人。やばい黒いオーラが見える……絶対に見えては行けないオーラな気がする。
「さぁ、三日月宗近と何をされていたんですか?」
笑顔で一歩ずつ近づいてくる彼に引き笑いしかできなかった。