第54章 ※昂り
脱衣所に着いて一度降ろされた
腰が痛くてとても立てる状態ではない
「よし、立てる…わけないか。掴まってて」
安定はまた抱っこしてくれて、お風呂場に入った
体を洗って、中に出されたものを掻き出された
「ほら、締め付けないで。出せないじゃん」
「ひぁっ、む、りっ」
「…可愛い………好きだよ佳奈、ずっとここに、この本丸に居てね」
「安定、大丈夫だよ、ずっと本丸にいるから」
「……ありがとう」
それからナカを掻き乱されて、力が入らなくなった所で湯船へと浸からされた
「安定、心配かけて本当にごめんね」
「ううん、こうして、一緒にいられて僕は幸せだから大丈夫。でもあの時は本当に死んじゃうのかと思った」
そう言って安定は抱きしめてきた
「ずっと佳奈とこうしてたいけど、もうそろそろ上がらないと夕餉になっちゃうね」
その言葉と共にお風呂から出た
腰とお腹はすごく痛かったけど、抱っこしてもらう訳にはいかず頑張って歩いた