第54章 ※昂り
そして夜ご飯を食べて、未だに痛む腰とお腹に気遣いながら部屋に戻り、新しい布団を敷いていつでも寝れるようにしてからお守りの作成に取り掛かる
「主、いるか」
作業をしていると声がかかった
また片付けて返事をすると鶴丸が入ってきた
「いきなりで悪いんだが、昼の戦帰りで昂って仕方ないんだ……抱かせてくれ」
「えっ、何、急に…」
「大和守は良かったのにか?喘ぎ声漏れてたぞ」
その言葉に血の気が引く
「随分長く抱かれてたみたいだし、それに俺は佳奈のことをもっと知りたい。それに朝、約束しただろ?」
「……鶴丸さん、腰痛くて立てないから、お手柔らかにお願いします」
朝の事を思い出し、気持ちよくなりたいという衝動にかられてしまい、了承してしまった
すると鶴丸は襖をしっかりと閉めて布団の上に座り、私を膝の上にのせて抱きしめてきた
鶴丸は猛ったモノを服越しに押し付けて、啄むようなキスをしてきた