第52章 イケメンが台無し
お粥をゆっくりと食べ、空になった皿を運んで戻ってきたら長谷部がきた
「主、お加減は大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ」
「俺が傍に居なかったばかりに」
「長谷部、そんなに責めないで。私はもう平気だから。ありがとう」
「主……あなたは、なんてお優しいんですか」
「そうかな?」
「ええ、俺は貴方が今の主で幸せです。だから貴方が生きていてよかった」
私が主で幸せ
その一言がとても心に響いてすごく幸せだ
「……ありがとう」
照れながらお礼を言う
そして廊下や各々の部屋が出陣の準備や遠征の準備で騒がしくなってきた
新しくきた刀剣達には全員試しに出陣してもらうことにして、その部隊には練度の高い刀剣も入れた部隊編成で行ってもらうことにした